首都高でトラック運転手が大暴れ！これってどんな罪に問われるの？

そう、それも「往来妨害罪」っていう罪に問われる可能性が高いんだ。道路を塞ぐ行為で、2年以下の懲役か20万円以下の罰金になることがあるんだよ。過去の判例では、完全に道を塞がなくても、他の車が通れないような状況だったらこの罪が成立することがあるらしい。

確かに、動画を見る限り、運転手が窓越しに何度も殴りかかってたよね。これは「暴行罪」に該当するかもしれない。暴行罪は、直接人に触れなくても、相手に恐怖を感じさせたり、危害を加えようとする行為でも成立することがあるんだ。暴行罪が成立すれば、2年以下の懲役や30万円以下の罰金が科されることもあるんだよ。

もしドアやミラーが壊れたら、「器物損壊罪」に問われる可能性もあるんだ。この罪は、他人のものを壊した場合に成立するんだよ。

それがもし事故で人がケガしたり亡くなった場合は、もっと重い罪に問われることになるんだ。「往来妨害致死傷罪」や「危険運転致死傷罪」っていう罪があって、負傷者が出たら15年以下の懲役、もし死亡者が出たら最大で30年までの懲役刑が科されることもあるんだよ。

そうだね。この場合、妨害運転罪や往来妨害罪、暴行罪に加えて、器物損壊罪が成立する可能性が高いから、併合罪って言って、それぞれの罪が合算されるかたちで処理されるみたい。最終的には、最も重い罪である妨害運転罪の1.5倍まで懲役が増える可能性もあるらしいよ。