アウディ、高性能SUV「RS Q8」と「RS Q8 パフォーマンス」を改良発表 – 最高出力640PSを誇る新モデル

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Static photo, Colour: Chilli red metallic

外観とデザイン

新型RS Q8シリーズは、フロントバンパーに強調されたエアインテークや新デザインのハニカム構造を持つ大型フロントグリルを採用しています。さらに、RSモデルとして初めて楕円形のテールパイプを取り入れ、リアバンパーのセンターにはディフューザーが配置されています。

ボディカラーと装備

ボディカラーには「サヒールゴールド」「アスカリブルー」「チリレッド」を含む新しいメタリックオプションが追加されました。

RS Q8はブラック、RS Q8 パフォーマンスはマットグレーのトリムを採用しています。オプションの「RS Q8 パフォーマンス用追加パッケージ」では、マットカーボンまたはハイグロスブラックの仕上げが選択可能です。

ライトとホイール

標準装備のマトリクスLEDヘッドライトに加え、「Audiレーザーライト」を搭載した「HDマトリクスLEDヘッドライト」がオプションで選べます。

ホイールは22インチの10スポークアルミホイールが標準で、オプションで23インチの6-Yスポークデザインアルミホイールも用意されています。

ブレーキシステム

RSブレーキシステム」は、フロントに10ピストンブレーキキャリパーを採用し、フロント440mm、リア370mmのベンチレーテッドブレーキディスクを装備。キャリパーレッドまたはブルーが選択可能で、「RS」ロゴが入ります。

パフォーマンスとエンジン

RS Q8は、最高出力600PS、最大トルク800Nmを発生するV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速は3.8秒。

一方、RS Q8 パフォーマンスは最高出力640PS、最大トルク850Nmを発生し、0-100km/h加速は3.6秒です。最高速は標準で250km/hですが、オプションで280km/hから最大305km/hまで引き上げが可能です。

ドライブシステム

フルタイムquattro四輪駆動システムと8速ティプトロニックを組み合わせ、機械式センターディファレンシャルにより前後40:60の比率でパワーを分配。スリップした場合、最大70%を前輪に、85%を後輪に伝えることができます。

サスペンション

RS専用にチューニングされた「アダプティブエアサスペンションスポーツ」を標準装備し、車高を最大90mm調整可能。オプションの「電動アクティブロールスタビライゼーション(eAWS)」も提供され、直進時やコーナリング時の安定性を高めます。

インテリア

内装にはレッド、グレー、ブルーのRSデザインパッケージが用意され、ステアリングホイールやシートベルトにはコントラストステッチが施されています。

センターコンソールやドアトリムには、アルカンターラやリサイクルPET繊維を使用したダイナミカマイクロファイバーが採用されています。

走行記録

RS Q8 パフォーマンスは、レーシングドライバーのフランク・スティップラー選手のドライブでニュルブルクリンク北コースを7分36秒698で完走し、SUVクラスの最速記録を更新しました。

Audi Sport GmbHのロルフ・ミヒェル氏は、「RS Q8 パフォーマンスは最高のパフォーマンスと日常の使い勝手を提供するモデルです」と述べています。

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