安全なツライチ化のために正しいホイールスペーサーの使い方と注意点

オススメパーツ

ホイールスペーサーとは?


ホイールスペーサーは、ホイールとハブの間に挟むことで、ホイールを外側に移動させるパーツです。一般的に3mm、5mm、10mmなどさまざまな厚みがあり、ホイールとフェンダーの位置を微調整することができます。

ワイドトレッドスペーサーとは?


ワイドトレッドスペーサーは、ホイールスペーサーにスタッドボルトが付いたもので、15mm以上の厚みがないと強度が保てません。これにより、ホイールの取付けが確実に行われますが、純正スタッドボルトの長さにも注意が必要です。

使用時の注意点

  1. スタッドボルトの長さ: スペーサーを装着すると、ナットがスタッドボルトにしっかりと掛かっていることを確認する必要があります。ナットが4〜5回転以上しないと、固定が不十分で危険です。必要に応じてロングスタッドボルトに交換しましょう。
  2. ホイールの内側: 一部のホイールは内側に肉抜きが施されており、飛び出したスタッドボルトを避けることができますが、肉抜きがないホイールは注意が必要です。スタッドボルトがホイールの裏面に当たると、ハブ面とホイールが正しく接触しないため非常に危険です。
  3. ハブセンターでの支持: ホイールの中心とハブ側の円がしっかりと接触することで、ホイールのセンターが出て、荷重を受け持つ役割を果たします。アフターマーケットのホイールを使用する場合は、ハブリングを使用してハブセンターでの支持を確保しましょう。

サーキット走行時の注意

スペーサーやワイドトレッドスペーサーを使用すると、スタッドボルトに掛かる負荷が増加するため、サーキット走行時には避けた方が安全です。

安全に使用するために

アフターパーツによる脱輪事故は、パーツの品質だけでなく、ユーザーの取付け方法やトルク管理の不備によることが多いです。定期的にトルク管理を行い、締め付け確認を怠らないようにしましょう。正しい取り付けと管理が、安全なドライブにつながります。

ホイールスペーサーとワイドトレッドスペーサーを正しく使用し、安全で快適なカーライフを楽しんでください。

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