スズキ、7年ぶりのフルモデルチェンジで新型スイフトを発表!

スズキは2023年12月6日、待望のコンパクトカー「スイフト」を7年ぶりにフルモデルチェンジしました。初代の登場は2000年で、その後2004年に本格的なコンパクトカーとして開発されたモデル(初代として)を発売し、今回の新型は4代目として登場します。

新型スイフトは、歴代モデルで培ってきたデザイン性や走行性能に加え、安全装備や利便性の向上に注力。デザインと走りに「クルマと日常を楽しめる」価値を追加しました。

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ボディサイズ

ボディサイズは全長3860mm×全幅1695mm×全高1500mm(FF車)。全長は15mm拡大されましたが、5ナンバーサイズを堅持し、取り回しのしやすさを重視しています。さらに、最小回転半径は4.8mをキープし、操作性に配慮されています。

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エクステリア

外観は、全体的なラウンドした動きを表現したスタイリングやフェンダーの造形により、走りのイメージを演出。リヤは安定感のある台形フォルムとしてデザインされています。

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インテリア

インテリアでは、ドライバーとクルマの一体感をアピール。新色のフロンティアブルーパールメタリックは、スズキの本拠地である浜松の空や海を象徴したカラーで、特別な色として開発されました。

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パワートレイン

この新型スイフトのプラットフォームは、先代のHEARTECT(ハーテクト)を改良したもの。エンジンは直列4気筒1242ccのK12C型から新開発の直列3気筒1197ccのZ12E型に変更され、低速からの滑らかなトルク特性を持つ燃費重視のユニットとなっています。

CVTも新たに開発され、静粛性と燃費性能に貢献。さらに、マイルドハイブリッドの導入により、燃費が先代モデルよりも向上し、エコな走行を実現しています。

空力性能も向上し、バックドアサイドスポイラーやフロントストレイクなどの採用により、空気抵抗を約4.6%低減。高張力鋼板や構造用接着剤の使用により、剛性も高められ、操縦安定性や乗り心地が向上しています。

安全装備

安全面では、先進の安全装備を充実。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートⅡの採用や超音波センサーの装着により、交差点での検知や低速時のブレーキサポートを実現しました。

ドライバーモニタリングシステム

さらに、ドライバーモニタリングシステムの導入や9インチ大型ディスプレイオーディオの採用など、装備面でも充実しています。

新型スイフトは全13色のボディカラーをラインアップし、豊富な選択肢を提供しています。

新型スイフトのスペック

また、新型スイフトのスペックは以下の通りです:

[ハイブリッドMZ(FF・1.2L直3エンジン+モーター・7速CVT)]

全長×全幅×全高:3860mm×1695mm×1500mm
トレッド:前1480mm/後1485mm
車両重量:950kg
エンジン型式:Z12E
エンジン最高出力:60kW(82ps)/5700rpm
エンジン最大トルク:108Nm(11.0kgm)/4500rpm
駆動方式:FF(前輪駆動)
サスペンション形式:前ストラット/後トーションビーム
ブレーキ:前Vディスク/後ディスク
ホイール:16インチアルミホイール
タイヤサイズ:185/55R16

新型スイフトの価格

ハイブリッドMZ…216万7000円
ハイブリッドMX…192万2800円(CVT)/192万2800円(5速MT)
XG…172万7000円(CVT)
その他4WD仕様もラインナップされています。
この新型スイフトは年間目標販売台数が3万台で、スイフトスポーツも改良が進められています。スイフトスポーツのフルモデルチェンジも期待され、今後の展開が楽しみです。

豊富な装備やカラーバリエーション、先進技術の導入など、新型スイフトはますます魅力的なコンパクトカーとして注目されています。

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