ポルシェ、7年ぶりの大幅改良!新型パナメーラが3代目へ進化

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新型パナメーラ

ポルシェは11月24日、スポーツラグジュアリーセダン「パナメーラ」の新型モデルを発表しました。待望のフルモデルチェンジを果たし、第3世代への進化を遂げました。

新型パナメーラのボディ

新型パナメーラのボディは、全長5,052mm、全幅1,937mm、全高1,423mmで、初代からの特徴である優れたプロポーションを保ちながら、さまざまなアップデートが加えられました。エアインテークの追加やサイドのウインドーラインの一新、リアウインドーの輪郭との調和など、細部にわたる変更が行われました。

インテリア

インテリアでは、今年4月に発表された新型SVU「カイエン」で導入された「ポルシェドライバーエクスペリエンス」のコックピットコンセプトが採用されました。

デジタルとアナログの操作要素が理想的なバランスで構成され、ドライビングに必要な入出力の要素がドライバーの視線軸上に配置されました。ギアセレクターレバーがステアリングホイールの左側に移されることで、道路から目を離さずに調整や操作が可能になりました。オプションで10.9インチのパッセンジャーディスプレイが用意され、同乗者も車両走行データやインフォテインメントシステムを確認できるようになりました。

パワートレイン

パワートレインは2.9LのV6ターボエンジンを搭載し、最高出力260kW(353PS)、最大トルク500Nmを発揮します。これにより、0-100km/h加速は5.1秒、最高速度は272km/hとなりました。さらに、全輪駆動のパナメーラ4ではそれぞれ4.8秒、270km/hを達成します。

パナメーラターボEハイブリッド

また、パフォーマンスフラッグシップのPHEV版「パナメーラターボEハイブリッド」は、4.0LのV8ターボエンジンと新開発の電気モーター(140kW)を組み合わせ、システム出力500kW(680PS)、システムトルク930Nmを発生させます。8速PDKを介して0-100km/h加速はわずか3.2秒、最高速度は315km/hという驚異的な性能を誇ります。25.9kWhのバッテリーによって、電気走行距離はWLPT複合サイクルで91km、市街地サイクルでは83~93kmに達し、11kWの車載AC充電器も装備されています。

新型パナメーラの価格

新型パナメーラの生産はライプツィヒ工場で行われ、価格はパナメーラが1,424万円、パナメーラ4が1,479万円(いずれも税込)となります。パナメーラターボEハイブリッドの予約注文開始日と価格については後日お知らせされる予定です。

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