メルセデスベンツ新型GLAが話題?
メルセデス・ベンツの最新コンパクトSUV、「GLA180」に注目が集まっています。このモデルは、メルセデスの高級感や洗練された技術をコンパクトなボディに凝縮したSUVとして高い評価を受けています。5,990,000円という価格設定にもかかわらず、その納得感は何が魅力なのでしょうか。
パワートレイン
GLA180は、1.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載した前輪駆動モデルと、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載した4輪駆動のGLA 200 d 4MATICの2つのグレード展開がされています。この記事では、前者のガソリンターボエンジン搭載モデルに焦点を当てます。
まず、GLA180に乗り込んだ瞬間、その高級感と遜色のなさに驚かされます。上質な乗り心地は、「ふんわり」と「まったり」が絶妙に融合された感触で、驚くほどスムーズに加速し、ドライバーの意図に応えるパワートレインは魅力的です。メルセデスの最新モデルに共通する、優しさと力強さを兼ね備えた足柄山の金太郎のような特徴が際立っています。
GLAとは?
GLAの「GL」という名前は、メルセデスのSUVであることを示し、「A」はAクラス相当を意味します。これにより、GLAはSUVの「Aクラス」であり、メルセデス・ベンツのSUVシリーズの末っ子と位置づけられます。小柄ながらも、メルセデス・ベンツ一家の特徴をきちんと受け継いでいるのです。
高級車メーカーであるメルセデスやBMWは、コンパクトカーから大型車まで幅広い車種を展開しています。しかし、技術の進歩により、最近では車種間の質感差が小さくなり、初代Aクラスと「Sクラス」の差が今では縮まっています。
このように、メルセデス・ベンツは自身のラインナップを巧みに調整しています。GLAとGLSはサイズこそ異なりますが、その特性や質感は共通しており、選択肢は好みや用途によって変わるだけです。AMGのような刺激的なモデルを選ぶか、贅沢なオプションを追加するか、エンジンの選択肢を検討するか。メルセデスは、幅広い選択肢を提供しています。
エクステリア
GLAのマイナーチェンジでは、エクステリアデザインがリフレッシュされました。新しい「ローズゴールド」ボディカラーとオプションのAMGラインパッケージが特に目を引きます。
フロントグリルの内側にダイヤモンドパターンが施され、アグレッシブな形状のディフューザーや台形の開口部など、全体的に精悍さが増しています。
先進機能を搭載
また、アダプティブハイビームや最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザーエクスペリエンス)が標準装備されたことも大きなポイントです。
さらに、オプションの「アドバンスドパッケージ」にはヘッドアップディスプレイやBurmesterサラウンドサウンドシステムが備わり、上級グレードに引けを取らない装備を誇っています。
AMGライン
「ふんわり」と「まったり」の乗り心地は、AMGラインパッケージに含まれるアダプティブダンピングシステム付サスペンションのおかげで実現されています。
この可変ダンパーは、速度や路面状況、運転スタイルに応じて足まわりのセッティングを変更し、市街地でも高速道路でも快適な走行を可能にします。
エンジンのパワーも素晴らしく、低回転域から力強い走りを実現します。さらに、エンジンの吸気ダクトには静音効果を持つヘルムホルツ共鳴器が備わっており、静かでありながら迫力ある走りを楽しめます。
MBUX
全体として、「GLA180」は「ハーイ、メルセデス」と声をかけるだけで目的地の設定や快適な運転環境を整え、最新の運転支援装置が安全で快適なドライブを実現します。
小型ながらも、メルセデス・ベンツの高級感とテクノロジーが詰まった一台と言えるでしょう。
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