福岡・宇美で軽乗用車が暴走、生徒らに突入、犯人を逮捕

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事故の概要

福岡県宇美町宇美の県道で起きた軽乗用車の暴走事件について、21日午前8時15分頃、目撃者からの通報がありました。目撃者によると、車はブレーキをかけずに数十メートル逆走し、県立宇美商業高校の生徒らを含む多くの人々に突っ込みました。この事故で、生徒7人と運転手を含む男女計9人が病院に搬送され、16歳の女子生徒が顔の骨を折るなど重傷を負いました。

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自称派遣社員を逮捕

県警粕屋署は、軽乗用車を運転していたとされる同県須恵町の男性(66歳、自称派遣社員)を、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕しました。しかし、男性は右脚を骨折しており、入院治療が必要な状態であったため、釈放されました。彼の回復後、警察の調査が進められる予定です。

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逆走し歩道に突っ込む

現場は片側1車線の直線道路で、車は右側に大きくはみ出して数十メートル逆走し、歩行者をはね、道路脇のブロック塀に衝突して停止しました。警察の調査によると、ブレーキ痕は確認されておらず、事故直後、男性は警察官に「(事故を)よく覚えていない」「仕事の帰りだった」と語ったそうです。

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暴走したコペン

事故現場付近の防犯カメラには、車がブロック塀の約80メートル手前で一瞬減速した後、急にスピードを上げて対向車線や路側帯を走り、登校中の生徒らを次々にはねる瞬間が映っていました。

事故現場

この事故現場はJR香椎線宇美駅から西に約200メートルの場所に位置しています。

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