メルセデスベンツが製造販売を行っている最高級車「マイバッハ」の新型モデル「マイバッハSクラス」が日本デビューしました。
この車種に於いては、「メルセデスベンツ」ではなく、「メルセデスマイバッハ」と呼ばれ超がつく高級車として世の中に知れ渡っている自動車になります。
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メルセデスベンツ新型Sクラス!!
マイバッハとは
画像引用元:https://www.webcartop.jp/2016/10/52586
「マイバッハ」とは、元々はエンジンの製造を専門とするドイツの製造会社でした。
1909年に「カール・マイバッハ」が創業し、高級車の製造メーカーとしても知られていました。
1952年に創業者の「カール・マイバッハ」が引退し、その後の1966年に「ダイムラーベンツ」の完全子会社として吸収されています。
1969年には、子会社化されたことにより「Motoren und Turbinen Union」へ社名変更しています。
2002年には、高級ブランドとして復活し、現在に至っています。
車名の由来
復活当初は「メルセデスベンツマイバッハ」という車名で、メルセデスベンツの最上位車種として公表される予定でした。
しかしながら、当時の経営陣により「Sクラスこそが最高のメルセデスである」という販売戦略から「マイバッハ」という独立したブランドで復活させることになりました。
ダイムラー社の「ディーター・ツェッチェ」氏は、知名度の低い「マイバッハ」ではなく、知名度の高い「メルセデスベンツ」のネームバリューを用いて復活当初の予定通り「メルセデスベンツマイバッハ」でマーケティングすべきと主張していました。
初代マイバッハ
画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
こちらが、2002年に復活した「マイバッハ」ブランドより発売されていた「初代マイバッハ」になります。
このモデルには、「57」、「62」の2種類がラインナップされていました。
「57」モデルは、ショートホイールベース仕様になっており、全長が「5,723mm」となっていました。
「62」モデルは、ロングホイールベース仕様になっており、全長が「6,165mm」となっていました。
このモデルは、2002年から2012年頃まで受注販売されていました。
その後、2012年にマイバッハブランドは、廃止となり車両の生産も終了しました。
メルセデス・マイバッハ
画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
2年間の休止期間を経て復活した「メルセデス・マイバッハ」がこちらになります。
このモデルには、「メルセデス・マイバッハS500」、「メルセデス・マイバッハS500 4MATIC」、「メルセデス・マイバッハS600」の3種類がラインナップされ、日本市場向けには、「S550」としてラインナップされています。
全てのモデルに於いて、「Sクラス」よりも全長を「200mm」延長された「ロング仕様」となっています。
分かりやすく言うと「リムジン仕様」の「Sクラス」と思って頂ければ分かりやすいと思います。
このモデルは、2014年から2017年まで受注販売されていました。
次に新型マイバッハをご紹介したいと思います。
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