前回にシティーハンター 冴羽獠(さえばりょう)の愛車遍歴を紹介し大好評でしたので、今回は冴羽 獠の仲間たちの愛車を紹介したいと思います。
前回ご紹介したシティーハンターの記事はこちら
シティーハンター冴羽 獠(さえばりょう)の愛車遍歴
海坊主の愛車
冴羽 獠の元宿敵である「海坊主」こと「ファルコン」の愛車は、ベトナム戦争などでも活躍した「M151フォードMATT」というクルマです。
「M151フォードMATT」は、1960年に「アメリカ陸軍」および「アメリカ海兵隊」が採用したジープの後継車種である。
「M151フォードMATT」は、アメリカの兵士からは「ケネディジープ」という愛称で親しまれていました。
1985年には、「M151フォードMATT」の後継車種となる「M998ハンヴィー」が登場したことで戦線からは退役し、「アメリカ海兵隊」で現在でも一部残っているらしい。
テレビアニメ版の「シティーハンター」では、「トヨタランドクルーザー70系後期」が海坊主の愛車として登場しています。
野上冴子の愛車
冴羽 獠と微妙な関係で、「警視庁の女狐」という名前を持つ妖艶な女刑事の「野上冴子」の愛車は、「ポルシェ911ターボ(930)」である。
1974年に、パリサロンで「ポルシェ911ターボ」は発表された。
「ポルシェ911ターボ」には、「6気筒水平対向エンジン」と「ボッシュKEジェトロニック」と「ボルグワーナー製ターボチャージャー」を組合せたパワートレインを搭載した「スーパースポーツカー」である。
テレビアニメ版の「シティーハンター」では、「ポルシェ911ターボ(930)」が「野上冴子」の愛車として大活躍しました。
漫画版の「シティーハンター」では、「トヨタスープラ70型」が野上冴子の愛車でした。
槇村秀幸の愛車
冴羽 獠の親友であり、槇村香の義兄でもある「槇村秀幸」の愛車は、「初代マツダ・キャロル」である。
1962年に、東洋工業(現マツダ)が発表した「初代マツダ・キャロル」は排気量が「360cc」の軽自動車である。
「初代マツダ・キャロル」は、発表当初では珍しい「アルミ製水冷4ストローク直列4気筒エンジン」を搭載し、「4輪独立懸架」など当時の最先端技術を採用した先進的なクルマであった。
当時の最先端を採用しすぎたのが原因で、車体重量が500kg超えてしまった。
前述でも述べたとおり、排気量は「360cc」のエンジンであったため動力性能に大きな問題を抱えていたようです。
その後、「スバル360」や「ホンダN360」が登場すると、「初代マツダ・キャロル」の販売は低迷した。
スバル360
ホンダN360
キャロルを運転中に槇村秀幸は、「ユニオンテオーペ」に殺されました。
殺された際に、「キャロル」完全破壊されてしまいました。
テレビアニメ版の「シティーハンター」では、黄色の「フォルクスワーゲン ビートル」が愛車でした。
おまけ
冴羽獠が麻薬組織「ユニオンテオーペ」から奪った「CMP FAT2」がある。
「CMP FAT2」は、フォードカナダ社とGMシボレーカナダ社が第2次世界大戦中に開発した軍用トラックである。
主に、イギリス軍、カナダ軍、イギリス連邦軍にて使用されていた。
冴羽獠が使用したのは1度だけで、その後は「冴羽商事マンション」の駐車場の放置されている。
漫画版の麻薬組織「ユニオンテオーペ」は、テレビアニメ版では「赤いペガサス」という組織になっている。
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シティーハンター冴羽 獠(さえばりょう)の愛車遍歴